できるだけお薬に頼らない生活のための栄養療法

細胞から元気になることで次第にお薬の必要性がなくなってくることを目標に、お食事や運動、考え方などを楽しんで見直していけるお手伝いをさせて頂けたら幸いです

そのお薬、本当に必要ですか?薬を減らすほど体調が良くなる人が多い理由

 

はじめに

「薬を飲んでいれば安心」という考え方は、
日本人特有なものであることはあまり知られ
ていないようです。

そこには、薬の持つ有害な部分がほぼないも
のとしてみなされている危険性が伴っている
ように感じられています。


そこで、この記事では、薬が私たちの心と体
に与える影響や、薬を減らすごとに体調がよ
くなる方が多い理由などについてお話したい
と思います。

薬によって症状が悪化してしまう理由

必要だと思っている薬が実は体に悪さをして
いたり、薬を減らせば減らすほど、体調がよ
くなっていかれる方は少なくありません。

なぜなら、薬というものは、服用後に副作用
が現れていないように感じられていても、血
流の乗って体内をめぐるため、特に主な解毒
器官である肝臓や排泄器官である腎臓など、
そして全身に対し、ほぼ確実に負担になって
いるものだからです。

肝臓は最大のミトコンドリア産生工場でもある

特に解毒器官である肝臓は体内エネルギーの
最大の産生器官であるミトコンドリアを最も
多く含むため、肝臓への負担により非常に多
くの細胞の機能が低下してしまいます。

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そのようにしてエネルギー産生が低下した結
果、自己治癒力も働きづらくなってしまうだ
けでなく、肝臓における薬の分解力も低下し
てしまうために、より負担が大きくなってし
まうのです。

薬が増えていってしまう理由

薬によって特に肝臓に負担がかかることで、
薬を各臓器まで不活性の形で運ぶアルブミン
というタンパク質を作ることが難しくなって
きてしまいます。

すると、目的の場所で効果を発揮できないど
ころか、活性化されたままの薬が血液の中で
あふれてしまい、いつまでも体の中から出て
いくことができなくなってしまうのです。

血液は全身をめぐるため全身への負担が高ま
ります。そして細胞の機能が低下しエネルギ
ーが作れないため元の症状の改善も難しく、
薬が効いていない、さらには新たな症状に対
して薬が追加されることになってしまいがち
なのです。

他、元々原因にアプローチできていない薬が
処方されていたために改善せずどんどん追加
になってしまうというケースも多くみられる
のが現状です。

薬を減らすほど体調が良くなる人が多い理由

薬を減らすほど体調が良くなる人が多いとい
うことを目の当たりにした出来事がありまし
た。

それは、施設に入居されている患者さまのお
薬を調剤する職場にいた時のことです。

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毎日10種類ほどのお薬を服用される方は珍し
くなく、その患者さまも同様に多くの薬を服
用されていましたが、ある日状態が悪化し、
入院された先の病院でお薬の大幅な見直しが
された際に3種類ほどに減りました。

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ところが、その後の体調の改善には驚かされ
たことを今でも覚えています。薬が中止にな
っても血圧は正常値を維持できるようになっ
たり、他のさまざまな症状も改善されたので
した。

そして、分子栄養学を学ぶようになって改め
て気づかされることは、このような例は全く
珍しくない、ということです!

ミトコンドリア機能をいかに高めることができるかが重要

こちらも同様に原因にアプローチでていない
薬が処方されていた場合等は、体に負担にな
っていたばかりであるため、薬を減らしたり
中止したりすることで全身の負担が軽くなり
エネルギー産生が戻ることで症状改善につな
がることが考えられます。

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このことは私たちの体重の1/10の重量を持つ
ミトコンドリア機能をいかに維持できるか、
また高めることができるかが非常に重要なカ
ギになるのです。

薬は必要最小限で用いることが重要

そのためには、薬は本来、必要最小限で用い
られることで効果を発揮できるものであるは
ずですが、薬は継続しなければいけない、と
いう概念が固定化されていたり、

原因にきちんとアプローチできているかとい
うことが、あまり考慮されていないために薬
によって症状の悪化ということが起こってし
まっているように日々感じられています。


https://media.istockphoto.com/photos/heart-diseaseheart-disease-center-heart-medication-picture-id991900306?b=1&k=20&m=991900306&s=170667a&w=0&h=V2se3ffNffFHcT5e4r5YdpoZeGHCRrXbLbvdaCa-dic=


まずは、お薬が効いているのか、改善できる
ようなお食事ができているのかを、今日から
でも見直していくことから始めてみることを
おすすめいたします。

予防に勝る治療はなし!

予防に勝る治療はありません。
一人ひとり、合うお食事というのは厳密には
異なりますが、まずは ”基本的な和食” また、
”まごはやさしいわ” が最も近道になると考え
られます。


https://media.istockphoto.com/photos/japanese-breakfast-image-picture-id1144253776?b=1&k=20&m=1144253776&s=170667a&w=0&h=AvpnVTN8sDtHwC7k5PrAQkJy7jlDPDnaYYyP0QWddtQ=

そして、その後の微調整はまずは観察(お腹
の張り等を含む体感、またお通じの状態など
が重要になります)からはじめることで、日
に日に快適な状態に導いてくれることと思い
ます。

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具体的なお食事につきましては、またお話さ
せていただきたいと思います。

おわりに

本当の健康は毎日のお食事によって作られる
ものです。

つらい食事制限なしに、美味しく簡単で、栄
養価の高い身近な食材を用いて、今後ずっと
役に立つ健康と美しさを取り戻すお食事を始
めませんか?

まずは、「まごはやさしいわ」からはじめて
みましょう。

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※食事療法によって、自然と体調や検査数値
がよくなり、主治医により、お薬はもう必要
ないですね、と言われてお薬が減っていかれ
るのをお手伝いしております。


本日も、貴重なお時間の中、ご覧いただきま
して、ありがとうございました(*^^*)

どうぞ、心地よい1日をお過ごしください🌷