できるだけお薬に頼らない生活のための栄養療法

細胞から元気になることで次第にお薬の必要性がなくなってくることを目標に、お食事や運動、考え方などを楽しんで見直していけるお手伝いをさせて頂けたら幸いです

ひきこもりの根本的な改善につながる栄養療法 1副腎疲労の主な対策

はじめに

副腎疲労は、食事やストレスなど多くの影響

により、症状を来してしまいがちです。

 

そのため、食事だけ、ストレス対策だけでは、

また繰り返してしまったり、根本的な解決に

は結びつきにくくなってしまいます。

 

食事に気をつけている場合には、休みをしっ

かりとるようにするだけでも、改善に向かう

こともありますので、

 

心と体の声にしっかりと耳を傾ける習慣を作

ることが大切です。

 

 

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この記事では、ひきこもりの主な原因になり

がちな副腎疲労において、多くの方の改善に

つながる対策としてお伝えしたいと思います。

 

 

 

副腎疲労対策 

 

十分な休息

食事療法が非常に功を奏す典型的な例は、食
事をきちんととらず、お菓子などでお昼を済
ませてしまっているようなケースや、

 

炎症を引き起こしたり、腸内環境を悪化させ

るような食べ物を好んでいるようなケースで

す。

ただし、そのような場合も食事だけの影響で
はなく、ゆっくり食事ができないような環境
であったり、

 

また1日中緊張が続いているような性格が影

響しているケースもあり、自覚がないことが

多いことにも注意が必要です。

そのため、副腎疲労になりやすい職業として
医療従事者が挙がるなど、環境因子も大きく

影響していることがわかります。

 

そこで、周りはみんな頑張ってるから、と思

ってしまいがちですが、家庭環境の違いや栄

養状態など、体力の違いには個人差が大きい

ことを、思い出すようにしてみてくださいね。

 

長い目で見て、早めに十分な休息を取るよう

に心がけてみましょう。

 

炎症を抑える

腸内や口腔内、上咽頭などの感染・炎症は、

ほとんど意識されていない現状があります。

 

疲労を感じている場合のほとんどの方で、

それらでの炎症があると言われています。

 

口呼吸の改善や、歯科での定期的な治療、

咽頭の治療も非常に効果的です。

 

また、炎症を起こさせる食事やストレスも、

栄養の消化吸収を司る胃腸の働きを抑制し、

炎症を起こさせてしまう結果、

体内に入れたくないもの(アレルギー物質や
有害重金属など)を取り込んでしまい、逆に
必要な栄養素を取り込めないような状態にな
ってしまうのです。

その対策としては、食事内容だけでは不十分
であり、食事の摂り方、栄養素の効率が良く
なるような心の状態であることも、とても大
事なことになります。

 

リラックス

リラックスすることで、胃酸分泌、消化吸収

力が高まりまり、腸内環境の改善につながり

ます。

 

鼻呼吸を意識して行ったり、瞑想を取り入れ

るなど効果的です。

 

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食事療法

 

体力がどれだけあるか、消化吸収能力などに

よっても、千差万別なのが食事療法です。

 

また、自炊できる環境なのかなどの生活スタ

イルの違いやアレルギーを起こしやすい食材、

サプリメントの必要性などによっても、変わ

ってきます。

 

そのように、個人差が非常に影響してきます

ので、本来は検査を受けていただくことで、

より適切な対策になってくるのです。

 

そこで、今回は、今日からでもできる対策に

ついてお伝えしたいと思います。

 

控えるべき食事

・腸内環境を悪化させるもの
・炎症や感染の原因となるもの

はじめは、摂るべき食事より控えるべき食事

に心がける方が効果的になることが多いです。

いずれも低血糖を招き、副腎疲労を悪化させ

てしまうため、できるだけ初期から避ける方

が好ましいでしょう。

*ただし、低血糖が著しい場合、糖新生

ほぼできないような場合は、まずは食べら

れるものを摂取し、エネルギーを作りだす

ことが大切です。

・単純糖質(ブドウ糖や果糖など)
 ・・・ジュースや多くの食品に含有

心身の不安定さを招いてしまう

 →糖新生ができ副腎疲労の度合いや食生

活の状況からも、個人差は大きいため、ま

ずは食べられるものから

ただし、加工食品は、糖質や疲労を強めて

しまう化学物質などが多いことから、でき

るだけ控えるようにしましょう。



・小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン

小麦グルテン中の成分グリアジンや分子量の

牛乳等の乳製品に多く含まれるαカゼ

イン(分子量が大きい)等は、リーキーガッ

ト;LGS症候群(腸もれ症候群)を引き起

こし、心身のあらゆる不調を引き起こす主な

原因として解明されつつあります。

 

それは、疲労やアレルギー、また高血圧や糖

尿病、さらにはがん等に至るまでのさまざま

生活習慣病であったり、

 

うつ病発達障害等、脳の状態に関わる疾患

においても大きく影響していることが明らか

になっているのです。

 

なぜなら、腸内環境の悪化は全身への炎症を

引き起こし、抗炎症作用に働くコルチゾール

を使い果たしてしまうこと、またコルチゾー

ルの産生に関わる多くの栄養素、中でも最も

多くの酵素反応に関わるマグネシウム等の

重要なミネラルの欠乏をも引き起こしてしま

うことにより、脳神経の興奮も抑えられなく

なってしまうことが影響しているのです。

 

米粉などに変える、ご飯ものを選ぶなど

 

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パンの他、パスタやうどんなども

 

どうしても、パンをやめることができない

時の対策、

 

トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニ
         ングなど)
 ・・・多くの加工食品に含有

LGS、疲労、うつ等の原因になってしまう

 →年齢や性別も考慮し最適の油を選ぶなど

  (ω6系脂肪酸;サラダ油、紅花油など

   は1日スプーン1杯分程度にするなど)

 

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・カフェイン(コーヒー、紅茶など)
 ・・・ブレンド茶、ハーブティのベースに
    なっていることもあり注意が必要

交感神経を優位にさせ、イライラや緊張、不

眠などの原因になり、血糖値や血圧を不安定

にさせることでも、さらに心と体の負担に

 →コーヒーなら初めは、デカフェ

  カフェイン97%offなど)にすると、無理

  なく減らしていくことも可能です

 ※デカフェ;水処理のものの方が安心です


*1日に何倍も飲んでいた場合、急に中止す
ることで離脱症状(頭痛、低血圧、低血糖
ど)を招く場合があるりますので、徐々に
減らしていけるようにしましょう

などです。

 

 

摂るべき食事

 

・抗炎症・抗酸化作用に優れた食材

(野菜や海藻類、ハーブや果物など)

 

ストレスや炎症に対し、抗酸化作用に優れた

食材などを取り入れるとよいでしょう。

(酸化ストレスが強いため、炎症も起きやす

い状態になりがちです)

 

*偏りを防ぐため、また抗酸化作用の強い食

材でも、アレルギーなどを起こす場合もあっ

たり、摂れば摂るほどよいということでもな

いため、ここでは具体的には記しません。

 

まずは、控える食材によって胃腸の状態を回

復させることが先決ですが、

 

エネルギーを作るには、ビタミンやミネラル

の豊富な食材に替えてみるとよいでしょう。

 

 

マグネシウム食材

特に最も多くの酵素反応に関わっているマグ

ネシウムの摂取量を上げることは必須です!

 

マグネシウムを多く食材としては、海藻類や

濃い緑色の野菜や果物などがあり、同時に食

物繊維も多いため、腸内環境が整いやすいと

いう点でも特におすすめです!

 

注意点としては、カット野菜(ビタミンやミ

ネラルは洗浄により流出してしまっているこ

とが多いというデータあり)等からはあまり

得られないことが多く、できるだけ自炊する

ことで摂取しやすい栄養素になります。

 

そこでおすすめなのが、特にマグネシウム

を多く含む自然塩 ”ぬちまーす” です!

 

ぬちまーす 250g×2パックセット

 

普段のお塩から切り替えるだけでも、疲れが

取れていくのが感じられます。

 

他のミネラルも豊富なため、味もまろやかで

甘みも感じられることから、塩分やお砂糖等

の調味料の量も減ってくることでしょう。

 

するとさらに、疲れ等が取れやすくなり、エ

ネルギー産生がアップしやすくなります。

 

 

また、マグネシウムはお食事から摂っていた

だく限りでは、摂りすぎる心配はあまりない

と考えられていますので、マグネシウムを豊

富に含む食材は積極的に摂っていただきたい

ものです。

 

ただ、なかなかお食事での改善が難しい場合

やストレスが強い場合などにおすすめのもの

があります。

 

それは、” 超高濃度マグネシウム "  です!

 

ニューサイエンス 超高濃度マグネシウム 50ml

 

飲み物やご飯を炊く際に数滴加えていただく

ことで、マグネシウム不足が解消されやすく

なります。

 

注意点としては、多い場合にはお腹がくだる

ことがありますので、それでは栄養状態の悪

化という逆効果につながってしまうこともあ

ります。

 

体重あたりの適量までは、1滴ずつ量を増やし

ていくようにしましょう。

 

 

ただし、それぞれの細かい対策は、

お一人おひとりの方によって異なってくるこ

とも多いことから、副腎疲労編は、

6/27(木) 10:00~12:00 

千葉のセミナールームにて、お話させて

いただきます。

ご本人様やご家族の方、カウンセラーの方な

ど、ご参加いただけましたら嬉しく思います。

お急ぎの方の場合は、個別カウンセリングも

承っております。

詳細はこちらをご覧ください。

https://smart.reservestock.jp/event_form/352701

 

まとめ

ひきこもりという状態は、頑張り過ぎたり、

ストレスが続いたりしたことにより、エネル

ギーが作れなくなってしまう副腎疲労による

ことが多く、


その場合は、休養やストレスケア、食事療法

といった栄養療法により改善する可能性があ

りますので、

ご家族のみなさまの笑顔につながるようにな

ればと思います。


おわりに

栄養療法とは、本来の健康を取り戻し笑顔に

なって頂くための治療や予防法のことです。


1日も早い改善をお祈りしております。

それでは、本日も最後までご覧いただき、あ

りがとうございました。